”健康”というワードに本気で興味を持てといっても
健康なうちは全く興味がもてないもんです。
健康に「興味を持ち始める」「本気で考え始める」のは、
だいたいが体に何らかの異変を感じてからなんですよね。
”親のありがたみがわかるのは親が死んでから”と一緒、みたいな。
※当記事は続きモノです。
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健診は毎年受けるべし
私もそうでした。
サラリーマン時代なら健診で血液検査に多少の異常数値が出たとしても、
太ってるからこの数値もしょうがないか。
体は調子いいしな。
こんな感じで大して気にも留めてませんでした。
それが毎年同じ数値とくればなおさらでしょう。
そう、企業に勤めていれば
原則として毎年1回は強制的に健康診断を受けさせられます。(ブラックでない限り)
年に1回は確実に自分の体の調子を最低限確認することができるんです。
でもサラリーマンを辞めて自営業になっちゃうと
その機会はなくなっちゃいます。
私みたいに自営で自宅仕事の人間は、自ら進んで健診を受けなければ
ずっと体の異変に気付かないまんまなんです。
サラリーマンを辞めた人間は大体が国民健康保険に入りますが、
幸いにもその国民健康保険には年に1回の無料の基本健診制度があります。
無料なんですから何も考えずに受けりゃいいんです。
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国保からは年に1回、無料の基本健診の案内が届きます。
無料ですからやっておくに越したことないんですが、
私はなんと5年も無視していました。
”無視”というか、
”行く気はあるんだけど毎年その案内自体を次第に忘れてしまって”というのが
正確なところでしょうか。
でも今年は行きましたよ、国保の健診に。
きっかけは奥さんの、
もう行かなきゃダメな歳でしょ。
家族のことを考えてるなら今年はちゃんと行ってね!
この一言でした。
それに併せて、
2年ほど前から血圧の幅が狭くなっていたというのもあります。
血圧の変化が異常のサインだった
2年前までは血圧に関しては優秀選手だったんですよ。
30代からずーと75-125(幅50)近辺でほぼ固定でしたから。
それがある日測ったら”下”が10上がってまして。
幅、40になっちゃった?
それでもその時季は冬だったこともあって
「きっと寒いからだろう」ぐらいにしか思ってなかったんですね。
それから数ヵ月が過ぎたころ、ふと思い出して血圧を測ってみたら、
さらに”下”が5上がって幅が35にまで縮まっちゃっていて。。。
これ、ちょっとまずいんじゃない?
と、こんなこともあって、先月ようやく重い腰を上げて
基本健診とがん健診を受けにいったというわけです。
その結果は……想像異常に悪いものでした。