「ダイエットするなら油はオリーブオイル!」なんて話を
よく耳にしませんか?

でもオリーブオイルってそんなにダイエットとの相性がいいんでしょうか。

ということで今回はオリーブオイルについていろいろ調べてみました。

ひと口にオリーブオイルとは言うけれど

ダイエットを続けている人はおそらくサラダ油は敬遠してることでしょうね。

じゃあ代わりに使う油は?

う~ん、オリーブオイル亜麻仁油・えごま油といったところじゃないですか?

中でもオリーブオイルは知名度と言い、手に入れやすさと言い、
料理に使われる度合いと言い、ダイエットをやってる人なら
だれもが一度は使ったことがあると思います。

じゃあオリーブオイルなら何でもいいのかと言えば……
そうでもないんですね。

オリーブオイルとダイエットの関係

オリーブオイルって、なんでダイエットにいいと言われるんでしょう。

オリーブオイルの働きとしてはこういったことが挙げられます。

コレステロール調整機能

コレステロールを多く取り過ぎると、肥満・動脈硬化・糖尿病・高血圧などの原因にもなる
悪玉コレステロールが血液中に増加します。

オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は、
この悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす働きがあると言われてます。

血液がサラサラになって血流がよくなれば、
代謝も活発になってダイエットにつながるということですね。

整腸作用

オレイン酸は小腸で消化吸収されにくく、
腸に刺激を与えて動きを活発にし便秘を解消する働きがあると言われてます。

おお、これって食物繊維の働きと同じじゃないですか。

お通じがいいということは
体内の老廃物を積極的に体外に排出するということです。

これもやっぱり体内の代謝を活発にし、お肌の調子もよくするってことなんですね。

抗酸化作用

人は呼吸によって酸素を体内に取り入れます。

この酸素が燃焼することでエネルギーを作り出すんですが、
その際に一部が強い酸化作用を持つ活性酸素と呼ばれる”悪い”酸素に変わるんだそうです。

この活性酸素が”必要以上に増えて”しまうと健康な細胞まで酸化させてしまいます。

酸化した細胞はダメージを受け、放っておくと老化が進んじゃいます。

たとえばリンゴを切って放っておくと表面が赤茶色に変わってきますでしょ。

釘を放っておけば次第にさび付いてきますでしょ。

酸化ってこういうことで、
人間の体内でもこれが起こっている(さび付いてくる)ということなんですね。

こうして老化が進むと(基礎)代謝が弱まりひいてはダイエット力が弱まります。

(脳梗塞や心筋梗塞と言った重大な病気を引き起こす確率も高まります)

※基礎代謝とダイエットのかかわりについてはこちら↓の記事にまとめてあります。

[blogcard url=”http://karadakaizen.xyz/201608/basal-metabolism/”][/blogcard]

こうした”酸化”をできるだけ防ぐことは、
ダイエットはもちろんアンチエイジングや生活習慣病の予防にも役立ちます。

これが『抗酸化作用』というもので、
オリーブオイルに含まれるオレイン酸やポリフェノール
活性酸素を抑制する働きを持つ(抗酸化作用)と言われてます。

特にポリフェノールは、
後述するエキストラバージンオリーブオイルに多く含まれてるんだそうです。

 

どんなオリーブオイルがダイエットに向いてるのか

オリーブオイルってあの独特なクセのある香りが嫌なのよねぇ。

舌に残る感じが好きじゃない。

辛いしぃ。

オリーブオイルがあまり好きでないって方はこんなことを言ったりします。

でもそれってもしかしたらちゃんとしたオリーブオイルじゃなかったのかも。

エキストラバージンオリーブオイル

そもそもオリーブオイルというのは、オリーブの果実をじっくりしぼってできる
いわば100%天然ジュースのようなオイルです。

キャプチャ画像

その中でも熱処理や化学処理をいっさいせずに食用油として製品化されたものが
バージンオリーブオイルと言われます。

こうしてできたバージンオリーブオイルは、鼻に抜ける新鮮な香りのど越し爽やかな食味ほのかなキレのある苦みピリッとした辛みなどがバランスよく混じり合っているものです。

そしてバージンオリーブオイルの中でも化学的分析鑑定士による味・香り・色の検査で一つも欠陥がないと認められ、なおかつ酸度が0.8%以下IOC:インターナショナル・オリーブ・カウンシル【旧国際オリーブ協会】の規格)のモノがエキストラバージンオリーブオイルに分類されます。

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この『酸度』というのは簡単に言うと”オイルの劣化(酸化)の度合いを示す指標”のようなもので、酸化が進むと風味も味わいも栄養も損なわれていきます。

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搾った油の状態が悪かったり酸化が進んでしまったオリーブオイルは食用油としては世に出せなくなります。

こういったオリーブオイルは”精製”することで化学的に酸度を下げて食用油として製品化させたりします。
(※精製=物理的・化学的に脱色や脱臭などの処理をすること)

こういったオリーブオイルは本来の香りや味わい・天然成分などがほとんど抜けてしまったもはやただの油にしかなりえません。

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エキストラバージンオリーブオイルには、不飽和脂肪酸ビタミンEポリフェノールといった
天然の抗酸化物質が多く含まれています。

これらは体内の新陳代謝を活発にし体を元気にし肥満を予防してくれるものです。

そのためより健康的なダイエットを目指すのであれば、同じオリーブオイルでも
エキストラバージンオリーブオイルを選んだ方がいいというわけです。

参考記事→【オリーブオイル愛好家インタビュー第3回目】

 

エキストラバージンオリーブオイルの特徴

エキストラバージンオリーブオイルの主だった特長をいくつかご紹介しましょう。

香り

オリーブオイルは少なからず香りがします。

ただ”クセがあってちょっと苦手”という人もいますね。

エキストラバージンオリーブオイルの香りをいて言葉で表すなら
”爽やかな香り”ってとこでしょうか。

あまりに鼻につく香りがするようであれば
そのオリーブオイルは”品質管理に問題あり”の可能性があるかもしれませんよ。

エキストラバージンオリーブオイルはまだ実が熟してない青い実から搾られます。

そのため色はグリーン黄色味がかったグリーンになるのが一般的です。

そのせいでしょうか、
「いいエキストラバージンオリーブオイルほどグリーンの色合いだ」
と言われることもあります。

これは実が熟す前の青い実の状態でオイルが搾られることから
こんなふうに言われるんですが、
オリーブの品種や土壌・育った気候などによっては
一概に全部が全部グリーンになるというわけでもない
んだそうですよ。

(真っ黄色のオリーブオイルはちょっと考えモノかもネ)

苦み&辛み

飲んでみるとわかりますが、エキストラバージンオリーブオイルはほろっとした苦みと、
喉の奥の方で若干の辛みを感じます。

ここでも、”まだ熟してない新鮮な実は辛みも強いから辛みが強い方がより良質なオリーブオイルだ”という方もいるようです。

しかしやはりこれも土壌の違い・品種の違いなどで、
最初から辛みの少ないエキストラバージンオリーブオイルも存在します。

良質かどうかの判断基準としては、
舌触りがサラッとしててしつこさがない苦み&辛みかどうかってことでしょう。

包装

オリーブオイルの大敵は酸化です。

そのため光を通しにくい遮光しゃこう瓶に入っているのが一般的です。

 

エキストラバージンオリーブオイルはなぜ安くない?

よっしゃあ、じゃあ明日からはエキストラバージンオリーブオイル一本やりだ!と思ったあなた、
価格を調べるとちょっと驚くかもしれません。

そうなんです。

ちゃんとしたエキストラバージンオリーブオイルは決して安くはないんですよ。

たとえばコチラ↓の記事でご紹介している「Muradoモラードエキストラバージンオリーブオイル」は
250mlでおよそ2,000円。

「小豆島産100%エキストラバージンオリーブオイル」にいたっては
100mlでおよそ2,800円ですもの。

[blogcard url=”http://karadakaizen.xyz/201605/salad-dressing/”][/blogcard]

でもね、これにはちゃんとした理由があるんですよ。

オリーブオイルは酸度が高いと香りや味わいや栄養が次第に損なわれていくため
できるだけ酸度が低いうちに、つまり実が青く未熟な状態のオリーブを収穫する必要があります。

しかも抗酸化作用のあるポリフェノール実が未熟なほど多く含まれています。

(実が熟してくるとポリフェノール成分はだんだん失われちゃいます)

ところが実が未熟なうちはオイルが少ししかとれないというデメリットもあります。

(希少価値が高いんです)

しかも実に傷がつくとそこから酸化が一気に進むため、
本来なら1個1個手摘みが望ましいとされてます。

(手間と時間がかかります)

ヨーロッパではさすがに手摘みは厳しいらしく、
機械で木を揺すってバラバラと下に落として収穫するみたいですね。

(キズ防止のためネット上に落とすそうです)

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小豆島の国産エキストラバージンオリーブオイルは手摘みで収穫するところも多いと聞きます。

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こんなふうにコストがべらぼうにかかるんですもの、
値段を安くできないのもうなづけますでしょ。

その分、体にいいんだったらと素直に納得しましょうや、ね。

 

おススメのひと瓶

エキストラバージンオリーブオイルって
探せばそれこそピンからキリまでいっぱいあります。

その中からおススメのものなんて…とても選べませんよ、ホントのところ。

そんな中、たまたまいただく機会のあった
「カンガルーポー・エキストラバージンオリーブオイル」
家族にも評判よかったのでおススメの一瓶とさせていただきました。

こちら↓が現物です。

250mlで3,600円(税別)

エキストラバージンオリーブオイルとしてはお手頃価格帯に入るんでしょうか。

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紫外線による酸化を防ぐため遮光瓶なのはわかりますが、
さらにたいそうに黒い化粧箱に入っているのはより遮光を高めるためだとか。

(個人的にはそこまでは不要かと思いますけど贈答用とするならあった方がいいんでしょうね、きっと)

さてさてお味の方は。。。

何はともあれ小スプーンにとってぐいっと飲んでみましょか。

   

   

   

う~ん、素直においしいですわ。

そしてほんのりと爽やかな香り

ツ~ンと鼻につくのではなくす~と鼻から抜ける感じですね。

オリーブオイルは香りについてよく”若草のような”といった表現を用いられることがありますが、
確かに春先の草原にいるかのような香りです。

続いてお皿に流してみました。

カンガルーポー・エキストラバージンオリーブオイルは
やや黄色味がかかったグリーン色という感じですね。

キャプチャ画像

苦みはそれほど強くはないです。

例えるなら…たまに野菜料理なんかで感じることのできる大人好みのあの”苦み”、
あんな感じです。

(わかりにくかった?)

だから口当たりもよく、
最後にはピリッとした辛みが喉奥でふわっと弾けましたよ。

ちょっとだけ補足

オリーブオイルと言うと
スペインやイタリアといった地中海沿岸の国々と思いがちじゃないですか。

じゃあカンガルーポー・エキストラバージンオリーブオイルの原産地はどこかというと…
なんとオーストラリア南部産。

キャプチャ画像

気になったので調べちゃいました。

そしたらオーストラリア南部地方は地中海沿岸とほぼ同じ気候なので
オリーブオイル作りに適しているんですって。

私は知りませんでしたが、質のいいオリーブが採れることで有名だそうですよ。

しかもオーストラリアでのオリーブオイルの生産方法は昔ながらの製法が多いとか。

カンガルーポー・エキストラバージンオリーブオイルも
その昔ながらの製法で作られているそうです。

それがコチラ↓コールドプレス製法ってやつです。

キャプチャ画像

コールドプレス製法というのはオリーブの実を石臼で挽くなどして
物理的に圧力をかけてじっくり搾る製法のことです。

あ、あれね、そばの実を石臼で挽く、あれと同じね。

キャプチャ画像

いやいや今では機械を用いたプレスが主流らしいので、
いちいち石臼で挽いて潰して搾るなんてことをやってるところはもうないかもしれません。

しかもこの製法は油分全体の75%ぐらいしか抽出できないので効率も悪いそうです。

じゃあ、なんでわざわざコールドプレス製法なのかと言うと、
一番はオリーブオイルの大敵・酸化を抑えるためです。

このオイルを搾る作業のとき、
30度(地域によっては40度)以上の熱がかからないようにするのが
大事なんだとか。

というのもオリーブが高温になると酸化(劣化)が早まって、鮮度はもちろん香りや味、
さらにはダイエットと関連のある重要な天然成分まで破壊されちゃうからなんですね。

こういった手間も時間もかかるコールドプレスという昔ながらの製法で作られた
カンガルーポー・エキストラバージンオリーブオイルの気になる酸度は、、、
国際基準の0.8%を大幅に下回る0.4%未満だそうですよ。

おいしさや天然成分がそのままぎゅっと詰め込まれてるわけだ。

エキストラバージンオリーブオイルを使い分ける

ただ現実問題としておススメでご紹介したような(決して安くはない)オリーブオイルを
毎日ドバドバっと使うわけにはいきませんよ。

(セレブなら問題ないか)

そこはやっぱり値段の差で使い分けます(笑)。

私の場合、普段は格下のBosco(ボスコ)などのエキストラバージンオリーブオイルを使って、
週末、奥さんと水入らずでおいしいサラダや焼き物をいただきたいときなどは
カンガルーポー・エキストラバージンオリーブオイルを使うなんてやり方をしてたりします。

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ちなみにさきほどの基礎代謝とダイエットのかかわりについての記事で紹介しているBosco(ボスコ)の酸度は一応国際規格の0.8%以下らしいです。
(ギリギリセーフってか)

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オリーブオイルをサラダだけに使うのはもったいないです。

ダイエットの味方・豆腐料理にも合いますよ。

こちら↓は豆腐に塩・コショウとエキストラバージンオリーブオイルをかけただけの一品。

毎回、醤油とショウガと削り節だけじゃあ飽きちゃいますでしょ。

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そしてこちらはブリのあらの塩焼きにエキストラバージンオリーブオイルをかけただけの一品。

さらに醤油をほんの数滴垂らすだけで濃厚なうま味を感じるようになりますからお試しください。

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お刺身にオリーブオイルと塩だけっていうのもなかなかいいものですよ。

(決してカルパッチョではない)

ま、なんでも合うんです(笑)。

余計な味付けはいりません。

オリーブオイルさえあれば、ね。

 

どのサイズのオリーブオイルを購入すべきか

オリーブオイルを購入する時は短期間で消化できるサイズを選ぶのが無難です。

なぜかって?

もちろん紫外線や空気による酸化対策です。

そういう意味では250mlとかいう(ちょっと少な目の)分量はちょうどいいのかもしれません。

実は私、ダイエット始めの頃は面倒くさいという理由で
某大規模小売店で2㍑というデカサイズのオリーブオイルを購入しちゃった経験があります。

当然のごとくラベルには”エキストラバージンオリーブオイル”の文字が。。。

遮光瓶ならぬ遮光ボトルに入った”エキストラ”と名のつくオリーブオイルの値段は、、、
2㍑も入ってるのに確か2,000円前後だったと思います。

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そしてねぇ、これが全然減らないんですよ、当たり前ですが。

しかも使えば使うほど中の空気は増えるから酸化スピードも早くなるっていう。。。

そんなんで途中からは炒め物専用にしちゃいました。

そもそも分量と値段からして
いくらなんでもこれは”エキストラ”ってつけちゃダメなヤツでしょう。

オリーブオイルに関しては、割高でも少ない分量で買い進めていきましょうやね。